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「昔の常識、今の非常識」

世間一般にもあるように樹木の管理の仕方についても「昔の常識、今の非常識」と言われる事項があります。
これは樹木医学樹木学の進歩に伴って変わってきました。
ここでその事例をいくつがあげてみます。
『サクラ切るバカ、ウメ切らぬバカ』・・・サクラは病気にかかりやすく、その病原菌が切り口や傷口から侵入するのでサクラの枝は切ってはいけませんという意味と逆にウメは病気にかかりずらく徒長枝といわれる他の枝の生育を妨げる枝が毎年たくさん伸びるので、それらの枝は切らないといけませんよということからこのような諺(ことざわ)ができたのだと私は思います。
現代では、樹木医学樹木学が進歩してきていますので、それらの知識や技術を持った者がサクラの剪定をするとよい効果が生まれます。
逆に知識や技術を十分に持っていない者はサクラの剪定をしない方がよいでしょう。
樹木を移植する時に枝葉を切る作業・・・これは移植をする時に根が切られて水分の吸収量が減るので、その分、葉での蒸散量を減らすために枝葉を切っていました。
現代では、移植後の発根が大切なので、その栄養分を生み出す葉は残した方がよいという考えです。枯れるのか枯れないのかわからない大切な枝葉を前もって切るのではなく枯れた時に切ればよいという考え方です。
幹の空洞部分にモルタルやウレタンなどを埋める作業・・・昔はモルタルやウレタンを埋めることにより腐朽の進行を止め、強度を高める目的で行っていました。
現代では、樹木はこれ以上腐朽菌が入らないように自分で防御壁をつくりますし、穴が開いて弱くなった部分を補強するために自分で根や幹を太らせることがわかっています。ウレタンやモルタルを埋めるとこのような樹木自身の治癒能力の妨げになります。
ひこばえと胴吹き枝・・・ひこばえとは根元から出てくる枝で胴吹き枝は幹の下の方から出てくる枝です。どちらとも樹勢が弱っている時に出てくる枝です。昔は見苦しいので全て切除していました。
現代では樹勢が弱っている樹木にとって、ひこばえと胴吹き枝についている葉から得られる栄養分は大切なのでむやみやたらに切るのではなく樹勢が回復するまで残したほうが良いという考え方です。
バラへの施肥・・・昔はバラに春と花後と秋に何度も肥料を与えていました。今もやっている方がいるかもしれませんが・・・。
現代では、肥料を与えるよりも土壌環境をよくし根と共生する菌根菌を増やして水分や栄養分の吸収量を増やすほうが継続的で根本的な解決になるという考え方です。
また、窒素過多になるとアブラムシの発生が増えたり、寒さに弱い体質になります。そういう意味では北海道では本州よりも肥料の与え方に気をつかう必要があります。
トップジンMペースト・・・これは日本曹達株式会社が製造販売しているオレンジ色でペースト状の殺菌塗布剤です。切り口の殺菌と癒合促進の効果があります。
今もやっている業者がいるかもしれませんが、昔はトップジンMペーストの派手なオレンジ色がいやだからと墨をまぜて色を変えて塗っている方がいました。
現代では墨をいれることにより、もともとの成分の効果が減少するので、製造販売会社さんもやめてくださいを言っています。
植栽後の支柱の結束・・・昔は樹木に支柱を結束するときは、動かないようにしっかり結束していました。
現代では、成長時の食い込みを防いだり、多少、風でゆれることにより幹や根がそれに反応して成長することが分かっているので少しゆるめに結束しています。
落ち葉清掃・・・落葉の時期になると公園やお庭の落ち葉をきれいに清掃していました。
落ち葉は土壌動物や微生物に分解されて腐植に富んだ土になります。
現代では、私はお客様にお庭の落ち葉が風で飛んで隣人に迷惑をかけないのであればできるだけ残しておくことをお勧めしています。
年輪で方角がわかる?・・・昔は年輪の幅の広い方が南、狭い方が北という説がありました。
現代では、北や南に関係なく樹木の種類や生育する環境により年輪の幅が変わってくることが分かっています。

〇ウメの木の剪定中。

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