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樹木の生育に悪影響をおよぼす防草シートと深植え。

これはあまり知られていないことですが、木の周りに防草シートを敷きますと、根の呼吸と水分の吸収を妨げますので、生育にかなりの悪影響を及ぼします。
しかし、近年、木の根元周りに防草シートを敷いている方が多いです。
それに伴って私の調べた中では木が弱っている原因の上位に上がってきています。
私は以前、植栽した時から根元に防草シートを敷いていた樹木の根の様子を見たことがありますが、根が浅い部分にしか伸長しておらず、更にもやしのような細い根ばかりでした。
こうなると根からの水分や栄養分の吸収量が減り、健全な生育ができなくなります。
樹木の根の張る範囲は枝の伸びている範囲よりもさらに外側になります。ですから木のことを考えますと防草シートはその範囲に敷くことはお勧めしません。
同じように根の呼吸の妨げとなる行為としましては、根の張る範囲に土を盛りすぎる行為です。
木を植える時の理想的な土の高さは幹と根株の境目辺りです。
しかし、幹がかくれる位に土を盛ってしまいますと、根が呼吸できずに生育が悪くなります。これは、みなさんが考えているよりも致命的な行為となります。
木を植える時に植穴に土を補充していきますが、幹が隠れるまで土を盛っている植え方を「深植え」といいます。「深植え」も同じように生育に悪影響を及ぼします。木を植える時には注意が必要になります。
以前、植栽したばかりの木の根元周りにお客様が私が知らないうちに土を盛ってしまい、間もなく枯れてしまったことがありました。その時の反応が「ちょっと土を盛ったくらいでそんなばかな・・・」というものでした。
樹木の生育には、地上の葉の量も大切ですが、同じ位、地下の根の量も大切になります。

また、樹木を植えている近くに畑を作るために土を耕す際に根を痛める行為も致命的になりかねません。

・下の写真のように弱っている木の根元に防草シートを敷くと早々に致命的になります。

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