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街路樹の剪定。

 街路樹の剪定が始まったようです。

 昔はそんなに高さのない街路樹の剪定は直接、木に登って行っていました。しかし、今は安全上、高所作業車を使用して行なっているようです。

街路樹の剪定は強剪定をしている場合が多く、しかも切り方が雑です。これでは、木が弱ってしまいます。また、枝を強く切ることによって根が生育することができず強風時倒伏する可能性も高まります。

ナナカマドでは、適切な位置で枝を切り取らないと切り口がうまくふさがらずに胴枯病が侵入して、枯れることが多いです。

今の管理をしていると、落ち葉の苦情→強剪定で枝葉を減らす→来年今以上に枝葉が茂る→木がますます弱る→強風で倒伏する可能性が高くなる。という流れがずっと続きます。

この流れを断ち切るためには、木の性質を理解し剪定技術のある者を市が任命する必要があります。また、定期的な講習を行い剪定するものの技術の向上を計る必要があります。現在は街路樹剪定士という資格があります。私も取得していますが、試験に合格している者の中には技術の低い者も結構いました。

結局は剪定する個々が向上心を持って技術を高める必要があります。市は高い技術を持った者には、それなりの対価を払わなければなりません。

高い技術と知識のものが剪定を行えば木は健康を保てます。木が健康であれば、街路樹診断業務は減り、枯れ木の伐採業務や植栽業務も減りますし、その分の予算も減ります。

街路樹は今年の猛暑で緑陰の重要性が増したように、その他にもいろいろな効果をもたらしています。

税金を上手に使用できるように役人も、既存のマニュアル通りではなく、新しい考えを生み出して欲しいものです。

 

 

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