①これまでの剪定のしかたが上っ面だけ切るやり方だったので、内側で枝同士が交差して混み合っている。
②無駄な枝が多いため、栄養分が分散してしまい、根や幹にまで栄養分がまわらない。
③内側に枯れ枝が多く陽が当たらないので新芽が出づらく、いざ樹形を小さくしようと思ってもできない。
④良い枝だけで樹形を整えようとしても、あまり良い枝が残っていないので悪い枝(内側に向かっている枝や枝同士接触している枝など)を残すことになる。
⑤かろうじて良い枝だけで樹形を整えようとすると、強剪定になってしまう。
⑥幹に近い枝を全て削ぎ落としているので、一度に形を良くすることは不可能になる。
⑦毎年、このような管理をしていると木の健康寿命が短くなる。
⑧透かし剪定をしていないので、風通しが悪くなり病害虫の発生が促される。
🟢シデコブシ(ヒメコブシ)の剪定前。
🟣剪定後。
※もう少し、枝葉を残したかったが、支障枝が多かったので、無理でした。私としては強剪定になってしまった。