樹木を新しく植栽した時に、強風でも倒れないぐらい根が張り出すまでは支柱を設置したままにします。
しかし、十分根付いたにもかかわらず、支柱をそのままにしておくと、いくつかの支障が出てきます。
①幹が支柱によってしっかりと長い間固定されていると、根は幹を支える必要がないので発達しないので、支柱をはずすと強風で倒れやすくなります。
②強く固定されていると、支柱より上は木の揺れに反応して幹が太くなりますが、それより下は揺れないので太くなりません。
支柱をする時はガッチリと結束せずに幹が少し揺れる程度にします。そして、必要が無くなったらすぐにはずしましょう。

🔵晒し竹による八掛支柱。