害虫の予防の徹底・早期発見・早期対応。
害虫対策においては、可能な限り発生させない(予防)、あるいは発生量をできるだけ抑制することを前提条件として、早期発見と素早い対応(適期防除)に務め、よって被害を最小限にとどめるという考え方こそが効果・効率的な見地からもっとも望ましいです。
予防としましては、植栽地の衛生管理、害虫の寄生していない苗の植栽、越冬・越夏場所の排除などを行う。日常的な目視観察も予防、あるいは早期発見につながります。目視観察はこの木に寄生しやすい害虫はなんなのか、また、その害虫の生活環と季節との関係を調べておくと効率的に対応できます。