光合成。
樹木の栄養は根から吸収される水とミネラルや光合成によって作り出される糖分から得られます。
光合成とは、主に葉の細胞の小器官である葉緑体内部に存在する緑色の色素(クロロフィル)が光エネルギーを吸収しそれを化学エネルギーに変換し、二酸化炭素と水を材料として糖類などの有機物を合成することです。
化学式は 6CO2+12H2O+光エネルギー→C6H12O6+6H2O+6O2
葉がなければ樹木は枯れてしまいますし、強剪定で葉の量が少なくなると光合成量が減り、栄養分(ブドウ糖などの炭水化物)を十分に蓄えられなくなります。そうすると根の伸張も悪くなります。