『樹木医』と「樹医」は全く別物です。
『樹木医制度』は、国民の森林等緑に対する意識の高まりを受け、みどりの文化財ともいうべき巨樹、古木等の貴重なふるさとのシン
ボルを保護・保全する専門技術者を養成することを目的に平成3年度に林野庁の補助事業として創設されました。
平成3年に林野庁長官の認定事業として発足しました。その後平成8年に農林水産大臣の認定事業に格上げされ、その後「聖域なき民営
化」という政府の方針に乗っ取り、(一財)日本緑化センター会長が認定する資格になりました。
余談ですが、とある資格の偏差値では65となっています(ちなみに気象予報士は64、歯科医師は63となっています。一概には比較できる
ものではありませんが参考までに)。
一方、「樹医」は日本カルチャーセンター協会が行っている通信教育を主とする資格制度のことです。
社会的ステータスの違いはありますが、どちらも勉強になることは間違いないと思います。