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植物ホルモン

ホルモンといえば、まず焼肉で食べる牛や豚の内臓肉を思い浮かべる方が多いと思います。
また、「ホルモンのバランスが・・・」というように私たち人間の体内にもあります。
そして、植物にもホルモンがあります。人間と同じように微量で生理作用を調節する化学物質です。しかしその生産場所、運搬方法、種類、作用の仕方に大きな違いがあります。
人間は体内環境の維持に、植物は環境に応じた成長と形作りにホルモンを主に利用します。
植物ホルモンは樹木の発芽、成長過程、開花、結実などさまざまな過程において重要な働きをしています。
そして、種類はオーキシン、ジベレリン、サイトカイニン、エチレン、アブシジン酸などがあります。
それらの割合は品種や成長段階(若木、老木)、季節、部位(根、葉、茎)、環境ストレスの有無によって常に変動します。

・主要な植物ホルモンと役割
①オーキシン・・・若葉で生成されて茎へと運ばれ、茎の伸長を促すとともに側芽の展開を抑制します。枝が折れたり切られたりすると上部からのオーキシンの供給がなくなるために、それまで抑制されていた側芽や潜伏芽が萌芽して樹幹を修復します。
オーキシンは形成層の分裂促進やエチレンによる老化に拮抗(きっこう)する作用もあり、挿し木の発根や傷口の癒合(ゆごう)(カルス形成の促進)などに利用します。
②ジベレリン・・・主に茎の伸長や花芽形成、果実の成長などに関与する。採種園での開花結実の促進や種なしブドウの生産に用いられている。
シダレザクラの新芽の先端にジベレリン溶液を滴下処理すると枝垂れ性が消失して、直立して成長することが明らかにされています。
種なしブドウの作り方は開花前後の花穂をジベレリン溶液に間を開けて2回浸します。1回目は受粉を阻害して種をなくし、2回目は果粒を大きくする役割があります。
③サイトカイニン・・・主に、根の先端で合成され、主に細胞分裂に関与するホルモンです。サイトカイニンはオーキシンによる頂芽優勢に拮抗して腋芽の伸長を促したり、エチレンによる老化作用に拮抗して寿命を延ばす作用があります。組織培養における分化の調節や落果防止などに利用されている。
幹を切ると横枝(側枝)が伸びてくる現象はサイトカイニンとオーキシンという2つの植物ホルモンのバランスの変化によって引き起こされます。
④エチレン・・・気体の状態で作用する唯一のホルモンで、組織の老化や果実の成熟に関与する。ジャスモン酸も同様な働きをするホルモンで、これらは病害やストレスに応じてシグナル物質として生成され、抵抗反応の引き金となる。
⑤アブシジン酸・・・エチレンとともに落葉や落果における離層形成に関与します。気孔の閉鎖を引き起こしたり、種子や冬芽の休眠を引き起こすことが重要です。

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