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松類 こぶ病。

症状は周年観察できる。若枝や苗木の枝幹が新たに感染すると、はじめ小瘤様に膨らみ、年々肥大して径20〜30cmに及ぶ。菌体が成熟すると、12月〜1月頃に、瘤の表面に黄褐色の粘質物(精子)が流出し、4〜5月には黄色の粉状物(銹胞子)が瘤の割れ目から溢れ出す。枝の瘤が肥大に伴って、その先が枯死したり、瘤の部分がもろくなって折れる場合がある。

この病原菌は担子菌類。さび病菌の一種で、異種寄生性を示す。病原菌は病気の木にしかいないとは限りません。他の植物で生活していることがあります。このように複数の宿主を往復する菌を異種寄生菌と呼びます。このような菌はどちらの宿主が欠けても病気は発生しません。

マツこぶ病のさび菌はコナラなどのナラ類やカシ類等の葉に伝染し、松との間を行ったり来たりして増殖します。

カシ類・ナラ類等の宿主はマツ類の近くに植栽しないことが対処方法になります。(花木・鑑賞緑化樹木の病害虫診断図鑑)(樹木の診断と手当て)より。

札幌の中島公園には、コナラを植えているエリアの沿道を挟んですぐの所に植えている赤松がこぶ病気にかかっています。

個人庭園には、カシ類・ナラ類のような大きくなる樹木はあまり植えられていませんので、あまり見ないです。

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